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『ふゆみずたんぼ』の種まき

『ふゆみずたんぼ』の種まき20170420

その時の子どもたちの目は、真剣だった。こんなに純粋に、モミを見つめることもないだろう食べることができますよ』という呼びかけに彼らは、おそるおそる食べ始めた。無施肥・無農薬の『ふゆみずたんぼ』の学習の始まりである。それは、以外と美味しいことに気が付く。コメは種からできるということを実感する瞬間だ。

真新しい育苗用のポット箱の穴にふた粒ずつ種をまく。穴は合計448あるので、ふた粒ずつ種をまくと896粒まくことになる。子どもたちは脇目も振らず集中していた。30分ぐらいたっただろうか、種をまき終わった子どもたちが、まだ終わっていない子ども達を手伝い始めた。

農業の始まりは、紀元前9500年の中東であるトルコの南東部とイラン西部とレバント地方の丘陵地で始まったとされている。紀元前9000年頃までに小麦が栽培植物化されている。稲作は、それよりも古く、約1万年年前の中国揚子江の中流域から始まっている。日本には70008000年ほど前に朝鮮半島を通って渡ってきたとされている。

稲作が広く行われた理由は、以下の通りであった。

l  米の味が優れており、かつ脱穀・精米・調理が容易

l  連作が可能で他の作物よりも生産性が高く(一粒が15002000粒になる)、収穫が安定

l  施肥反応(適切に肥料を与えた場合の収量増加)が他の作物に比べて高く、無肥料で栽培した場合でも収量の減少が少ない

l  野菜や、魚介類の供給源にもなり、水田からは、稲だけでなく、魚やタニシも得られた

これだけ優れた栽培植物は他に例をみない。何より稲は、日本人の文化の源なのだ。

これから一年をかけて大貫小学校5年生の子どもたちは、生物文化多様性(Bio-cultural Diversity)を始めとして、たくさんのことを学んでくれることだろう。


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