NPO法人田んぼBLOG
 

沖縄本島に残っていた『ふゆみずたんぼ』!

沖縄本島に残っていた『ふゆみずたんぼ』!

前日の地元での情報を元に、1月7日に羽地の田んぼに向かった。ここは、唯一、沖縄本島稲作が残っているという。名護市街地から北へ向かう国道58号線沿いに田んぼが見えてきた。面積的は全体でで数十アールの連続した小さな田んぼ群であったが、確かに、沖縄本島にも田んぼが残されていた。写真を見れば明確だが、これが『ふゆみずたんぼ』になっていることが分かるだろう。

年の語源は、稲であり、年の漢字は、刈り取る人の姿を表しているという。年は『円』と同響きで、円の角度を分度器で測定したことから一年を『年度』としたとも言われている。妹の沖縄移住のお祝いに訪れたことが、思わぬ『ふゆみずたんぼ』と巡り逢い、その重要性を年頭に考えるよい機会となった。これは、八重山諸島石垣島の中新城淳さんの小満(24節気の1月下旬頃)に田植えを行う『ふゆみずたんぼ』を訪れて以来のできごとだった。

『田んぼ』の価値は、水が育んできたその多様性にある。さまざまな生きものが生息し、循環機能を果たすことで、良い土ができ、連作障害を起こすこともなく、持続可能な農業が可能になる。容易に換金できるパイナップルやサトウキビを中心とした農業が進めれば、農地から生きものの気配が消え、ひいては循環機能を失う。そのような農業に於ける近視眼的無時間モデルは、持続的であり得るはずがないし、歴史や文化を守ることも難しいだろう。沖縄本島に唯一残された小さな田んぼは、そんなことを語りかけていた。

 


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