NPO法人田んぼBLOG
 

稲刈りと穂仁王(ほんにょ)を組む体験

2016年10月4日、大崎市立大貫小学校の5年生25人が、無施肥・無農薬『ふゆみずたんぼ』の稲刈りと『穂仁王(ほんにょ)』を組む体験しました。

 穂仁王とは、稲杭(いなぐい)に組んだ稲わらの姿が、まるで仁王さまのように見えたからだと言われています。東北の貴重な農村文化のひとつです。この方法を使って、天日で乾燥させた米は、じっくりと時間をかけて稲を乾燥させるため、おいしいと同時に無駄な化石エネルギーを使わないエコな農業だと言われ、今日、注目されています。

 機械化が進み、天日干しの文化が消えることで、稲作の作業の一つが消え、そのことによって、文化が途切れてしまうことの重大さを体感することこそが大切です。

効率社会によって、ひとつ便利になるたびに農村文化がひとつ消えてしまうことを知り、先人から受け継がれた文化を守るため、子供たち自身が守らなければならない行動について、自分で考えるためのよい機会になりました。

 稲刈り作業と穂仁王を組む体験は、多岐にわたります。稲刈り鎌の扱い方と使わない時の休ませかたから始まり、稲束のくくり方、そして、穂仁王に組んでいくための方法など、地元の専業農家(NPO法人田んぼのスタッフ)の皆さんに丁寧に教えていただきました。

作業は、順調に進み、9時30分から11時30分までの2時間で、9アールの田んぼの稲刈りと穂仁王作りの全てを終了することができました。

 完成した穂仁王のある田んぼの風景は、まさに東北の秋の風景にふさわしく、どこまでも澄んでいる青い空に映えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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