NPO法人田んぼBLOG
 

被災地の田んぼの復興は今、風沢島前浜の場合

3月22日に寒風沢島の田んぼの復興のための予備調査に行いました。風沢島は私たちNPO 法人田んぼの調査によって歴史的な「ふゆみずたんぼ」が江戸時代から続いていたことが分かっています。8月14日に風沢島に田んぼの復興のために入って以来、私たちは、田んぼの生物多様性、土壌、水質、放射能、重金属等のモニタリングを毎月続けてきましたが、毎回のように生態系の復元力に驚かされてきました。

この地域の古い言い伝えに「津波の後のたんぼは良くなる」とういう言い伝えがあります。私たちは、田んぼの土壌の窒素分をはじめとする多様要素、微量要素、ならびに生物多様性活性度が津波被災地で共通して高いことを科学的に裏付けてきました。生態系の復元力は私たちが考えた以上で、洪水のあとの土地が肥えるのと同じで、津波の後は塩分さえうまく抜ければ、豊かな土なのです。塩分はふゆみずたんぼでゆっくりと抑塩することが可能です。今回の予備調査でもは、多くのアカガエルの卵塊を発見しました。塩分が押さえられれ、着実に田んぼが復興していることの証拠です。田んぼが復興して喜んでいるのは、人間だけではないようです。

私たちは、23日から53名のボランテイアとともに風沢島前浜の田んぼの復興を続けますが、今回の作業では、まずは田んぼの復興をアカガエルの立場で考える機会をつくるためのモニタリングから始めようと考えています。

 

 


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