大切に育まれてきた歴史ある土壌を活かす

 

人力による瓦礫の撤去

津波の常襲地域には、津波被災後の田んぼは豊かになるという言い伝えがありました。

左上段の写真は、被災前年度の2010年の田植直前とその年の収穫期の写真。そして、左下段の写真は、津波被災直後の2011年の田んぼ、そして、生態系の復元力によって回復した田んぼの写真です。この年、気仙沼大谷の復興した田んぼでは、この地域の言い伝えどおりに、被災前の年より豊かな収穫を得ることができました。

被災地には津波被災の翌年の田んぼは豊かになるという言い伝えがあった。

何百年も続いてきた、土作りの結果としてできた田んぼの土をそのまま活かすことができないだろうか?

しかし田んぼに残された人工物を取り除く際に重機を使用すると、土壌構造を傷めてしまう危険性があります。

そのため、自動車を含めた全ての人工物を、人力で撤去しました。また、ふるいを使ってガラスの破片などの細かい人工物も取り除くことができました。

津波の後の土を活かすことで、 田んぼの生態系が豊かになり、田んぼの生産性も回復します。

『ふゆみずたんぼ』による農地の復興は、多くのボランティアの力によって支えられています。